ストレスや不安のために勉強の能率が落ちて、身動きできないと感じたら、「捨てられるもの」をどんどん捨ててみることだ。「身動きできない」という感覚は、まさに抱え込むものが多すぎる状態を示している。マジメでコツコツ型の人ほど、そうしたストレスで身動きがとれなくなる傾向があるようだ。ストレスで勉強に集中できないときは、抱え込んでしまったものについて、「これは必要」「これは不要」と、分類しなおす作業をするといい。そして、いらないものから順に、切り捨ててみる“実験”をしてみよう。課題をしぼり込んで、余計なストレスをしょいこまない“努力”をするのも、大切な大学受験戦術のひとつだ。たとえば、「聞いてもわからない授業」「時間のかかりすぎる予習」「楽しくないクラブ」などで苦しんでいないだろうか。こうした“ムダ”は、自分ではなかなか気づかないことも多い。だれかにいわれて「そういえば、ムダだったな」と初めてわかる種類のものが実は結構ある。キミたちの日常を再点検するきっかけにしてもらえれば幸いだ。やるべきことをしぼり込めば、それだけ身軽になる。“やるべきこと”だけに集中できる態勢を自分でつくり出していくことが、スランプや不安から自分を救い出すための最良の方法になるのである。