請負契約約款の内容は「細かいので面倒くさい」とついついとばしてしまいがちですが、契約書にはんこを押してしまうと契約の内容として拘束されることになります。我慢して目を通して、納得できるまで質問しましょう。住宅リフォーム推進協議会の約款や、民間(旧四会)連合協定で定めた約款、住宅金融公庫監修で住宅金融普及協会発行の約款などと見比べながら、違っている部分を確認するといいでしょう。全文を確認するにこしたことはありませんが、最低限、以下の点についてだけでも確認しておきましょう。それは、遅延損害金です。工事の完了が遅れた場合には業者が、請負代金の支払いが遅れた場合には注文者が負担する金額を定めたものです。住宅リフォーム推進協議会の約款と住宅金融公庫監修の約款は、業者と注文者はともに年一四・六%としています。民間(旧四会)連合協定で定めた約款は、業者と注文者はともに一日につき四/一万としていますが、年率に直すと一四・六%となって同じ率です。一部の業者では、表現を分かりにくくして、業者だけ有利な率にするなど不平等な内容にしていることがあります。よく確認しておきましょう。
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