「よい家」を建てるためには、情報が必要でしょう。時には「駆け引き」も必要かもしれません。もちろん、予算内におさめることも大事です。しかし、「よい家」を建てるために、お客様自身が絶対に持っていなければならないものが、私はあると思います。それは、いつでも、どんなときでも、決して変化することのない「座標軸」を持つということです。「座標軸」というのは、揺らぐことのない価値観ということです。この座標軸は、情報収集や駆け引きなどのテクニックや知識に左右されることはありません。
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自分自身が本当に大切にしているものが何なのかをしっかりと理解していて、すべてはそれを基準とした発想、考え方をし、行動をとるということです。自分が大切にしているものがしっかりして揺るがなければ、目先のどうでもいいメリットに引かれて本当の目的を見失ってしまうことはありません。私が「家を建てる」と言うときは、30年で取り壊されるような家のことではなく、100年も200年もそこに住む家族をやさしく守ってくれるような家のことをさしています。それほど高いレベルで「よい家」を建て、住みながら「よい家」にしていくためには、施工主であるお客様自身の座標軸が必要なのです。